ＺＩＬ５２０と家族４人＋トイ・プードル１匹旅日記

宮城県の親戚関係をまわってきました

結果的に、うちの親戚関係は、内陸部で震度６強の強さでしたが、何とか大丈夫でした

３月２７日（日）自宅を出発。浦和南から高速へ。

高速に入ったとたん…いつもより暗いそうです。「節電」しているんですね



東北道もこんな感じです。街灯はいりませんが、出口のやパーキング標識まで「真っ暗」です。同じ受電なんでしょうか？これだけは、何とかしてもらいたいです

少し走り、「蓮田ＳＡ」にて夕食。

そして、忘れてはいけないのが「燃料の確保」。叔父さんから「無いぞ～！」言われていたのでこまめに補給します…が、いきなりの↓



２，０００円上限

先が不安になります聞いてみると、「上河内までは￥２，０００．－上限ですよ」…そうなんですか？？困りましたまあ、こまめに入れます。



しばらく走り上河内に到着。この辺りからガソリン渋滞です。でも、夜だったせいか多少でした。

そして、またまた走り国見サービスエリアに到着…あれれ、並んでいません聞けば在庫切れ



ご覧の通りです。でも、軽油はありました。今回の件で、ガソリン車が圧倒的に多いのが実感しました。ＺＩＬが軽油で良かったです。今度も軽油買います(ーー)ｷｯﾊﾟﾘ！



震災で壊れたのではなく、停電のため手で回したそうです。戻す時間がないそうです（面倒って言ってました）

今日は、ここで車中泊にします

翌朝、７時起床。



自衛隊の車がいっぱい走っていましたが、この車は…１台のみでした。



ガソリン渋滞です寝てる間に入ったんですね。見たらハイオクではなくレギュラーのみでした。

さて、出発します。

国見まで来ていれば、最初の目的地の宮城県角田市までもうちょっとです。



途中にはこんな車が…。



段差で外れてしまったんでしょうか？



福島県の白河辺りから、こんな看板が目につきます。



この様に、橋やカルバート等の所は、補修されていますが特に福島県が酷かったです。

高速を降り、一番気になったのがこれ↓



ガソリンの在庫切れです。一週間前の埼玉と同じ状況より酷いです。



この渋滞が、永遠とつながっております。

やはり、駅から遠い方が多いですので、車が移動手段です(ーー)ｷｯﾊﾟﾘ！これでは、物資があっても動けません。一刻も早くガソリン、灯油をお願いします(ーー)ｷｯﾊﾟﾘ！

しばらく走りましたが、道路以外とりあえず大丈夫だなぁと思っていると…。



瓦屋根が…落ちたんでしょうね

倒壊している家は、なかったと思います。



やっぱり道路が凄いです。これでも２週間が過ぎていますので、だいぶ復旧したそうです。この後、前から走ってきたワゴンＲとあわや正面衝突しそうに…さすがに温厚な私もキレました(ーー)ｷｯﾊﾟﾘ！いくら急いでいるからって、こっちが優先でしょう？勘弁してね

そして、お墓参りして（写真は後ほど。）親戚の家に到着。壊れてませんでしたただ、下水が壊れトイレや洗濯関係がＮＧとのことでした。でも、無事で何よりです。



そして、福島の相馬に嫁ぎ、住んでいるいとこと義父さんも急きょ実家に来たので安否確認しておりましたが会えて良かったです旦那は、相馬市の役所で災害科なので２４時間働いているそうです。大変だけどみんなのために頑張ってね

相馬市は、海岸で被災された方が多いのでコタツと洗濯機を実家に取りにきたそうです。



写真を見せてもらいましたが…絶句。アップはご勘弁下さい。

数時間後、次の目的地大崎市へ



国道４号線ですが、やはり同じですね。橋の端が段差です。

走っていると、プラントの建物が斜めになっていたり、家が傾いていたり、倒壊していたり…。特に古い家が倒れています。（写真…すみません）

不安でしたが、父親の実家に到着。



大丈夫でしたただ、外見は大丈夫ですが、２階の壁（化粧板）が崩れたそうです。１階は、大丈夫でした。



入口の土間に亀裂があります。こういう亀裂が地面にもありました。今回の地震が、今までの地震の中で一番ひどかったそうです。

でも、怪我もなく無事で良かったです

そして、母親の実家に移動。こちらも大丈夫でした。確認は、電話でしていたので安心してましたが。

ガソリンと軽自動車に補給して近所の親戚に挨拶。ここで、テレビでは放送されないお話を聞きました海岸の方の方は、本当に…何とも言えないお話でした。

そして、夜には親戚の叔父さん叔母さんがわざわざ隣町からきてくれました。元気そうで安心しました

残りの時間は、地震について語り就寝。

翌朝の風景です。





屋根や壁が…。



そして、一番酷いのがお墓です。これでも、直したそうです。もっと酷かったと聞くと…。

多少ですが、写真を。









倒壊され、亡くなった方もいますので、写真はこれで勘弁下さい。

今回の地震で、私も色々と考えました。常日頃から、万が一に備えてなくてはいけない事。

電化製品ばかりに頼ってきて、やはり便利品に頼っていたなぁと。電気がなければファンヒーターは、やくにたちません。

震災された方に色々とお話を聞き、昔から使っていたストーブや湯たんぽが寒さ対策で助かるそうです。あと、やはり油（ガソリン、灯油）でしょう。

内陸部では、震度は大きかったですが、やはり津波にあわれた海岸の方が一番深刻です。私も出来る限りのことをしたいと思います。皆さんで力を合わせれば必ずや復旧します。



最後に、今回の地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々のお見舞いを申し上げ、一刻も早く復旧することをお祈り致します。